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共同財布

共同財布によって実現される生活💫

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おさらい


前回の記事にて、共同財布の意味やメリットなどを見てきました。

簡単におさらいをすると、共同財布とは「複数人で使用できる財布」のことで、それを持つことによって「家賃や共用費など、みんなで支出入するお金の管理がラクになるメリット」がありました。

今回は、共同財布が必要な社会的背景や、それがあることによって、どういった社会が作られていくのか、どういった生活ができるようになっていくのかを見ていきたいと思います。

 

なぜ必要なのか?

現在、夫婦共働きで生活するのが当たり前になりつつあります。

20~30代でみてみると、半数以上が共働きの世帯になっていますが、その際に、給与口座は別、お金管理も別という夫婦が増えてきています。昔のように、奥さんが一元的にお金を管理する時代ではなくなってきています。

そうした中、現在、次のような方法でお金を共同管理している方が多いのではないでしょうか?

  1. 名目ごとに担当を分ける(ex. 家賃は夫、食料品は妻)
  2. 月ごとに、支出をまとめて精算している
  3. クレジットカードを使い回す

もちろん、共同でお金管理をしていない家庭もあるかと思います。

しかしながら、長い付き合いをしていく中で、そうしたお金管理の仕方に面倒を感じるようになっていくかもしれません。例えば、とある家族向けのカレンダー共有アプリをみてみると、夫婦で「今日、夜ご飯はいるの?」というメッセージのやりとりが面倒になってきたため、使い始めることが多いようです。お互いのカレンダーを見て、相手が夜ご飯をいるかいらないかを判断できるたほうがラクなのです。

しかしながら、いずれにせよ、複数人によるお金管理は1人で完結するお金管理よりも労力や意識が増える傾向にあるように思います。
共同財布があれば、事前に共同で使えるお金があるため、必要な時に必要なお金を取りさえすれば良いのです。
そして、余ったお金は繰り越したり、旅行などの特別なイベントに使えばよいのです。

共同での生活に、共同での財布がある。
これは、とても自然なことなではないでしょうか?

 

そもそもの問題

根本的な問題として考えられるのは「共同のお金管理であるにも関わらず、個人単位のお金管理になっている」ということです。
今の社会には現金以外の支払い手段として

  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • プリペイドカード
  • キャッシュレスサービス など

があります。

しかしながら、いずれも個人に紐づいたものになっており、クレジットカードもプリペイドカードも発行の対象は個人であります。また、銀行口座も個人のもの、キャッシュレスサービスも個人単位でサービスが設計されております。

確かに、世の中には、個人単位ではなく組織単位で考えられた金融サービスとして、家族カードや共有口座というサービスもありますが、現在の仕組みだと申し込みが面倒であったり、結局、誰か1人が契約主体になる必要があるなどの問題があり、「あると便利だが、作るまでもない」といった状況になっています。そして、あまり普及していないのが現状です。しかしながら、これまで見てきた例のように、共同でお金を管理したいニーズがあることは明確であり、もっとカジュアルで簡単に共同でお金を管理できる仕組みがあると非常に暮らやすさが向上すると考えられます。

また、個人の口座でお金が管理されると「メンバー間でお金状況が見えなくなる」という負の要素もあります。

例えば、夫婦で暮らしており、妻の銀行口座で共同のお金の管理をしていたとします。
家賃は妻が払い、それ以外の共同費用として夫は手渡しで月に10万円を妻に払っていました。
その際、夫は自分の渡しているお金が、どのくらい使われていて、現在どのくらい余っているのか、知ることが難しくなってきます。はじめは、気づいた都度、口頭やLineなどで聞いていましたが、そのうち、毎回聞くのが相手の気持ちを悪くすると思うようになり、聞くことが億劫になっていきました。そして、それは、恒常的な心のモヤモヤとして存在し、精神衛生状態が悪くなっていってしまいました。

これは、無理に既存のシステムを使っているから発生していることだと考えられます。2人の見えるところに、2人で管理するお金があれば発生しないことなのです。複数人で使用したいお金があるときは、複数人のもとにお金があるようにするのが理にかなっています。

今は、夫婦共働きの時代であり、掃除などの家庭内での日常的なやらないといけないことや電気ガス水道などの事務的な手続きも、お互いでやっていかないといけません。
事務的なやりとりに時間を費やすのは非常にもったいないことで、人生を損していると考えることもできます
いかに、ルーティンなことや事務的なことを効率化していけるかが、2人での時間を作っていけることに繋がってきます。

共同財布は「夫婦をお金管理から解放し、2人の有意義な時間を増やしていく」ことができるのです。

 

共同財布があることによって実現されること

では、共同財布を使うことによってどういった生活が実現されていくのでしょうか?

下記に4点、紹介したいと思います。

複数人でお金を簡単にシェアすることができるようになる

まずは、これまで書いてきたように、このメリットがあります。
共同財布は、前回書いたように、事前に共同で使用するお金をみなでストックしておきます。
そうすることで、支出毎にお金を管理する必要がなくなり、お金の管理がラクになります。

 

共同財布からの口座振替ができるようになる

共同生活には共同で継続的に支払うお金があります。例えば、家賃、電気、ガス、NHK、町内会、積立などです。

こうした継続的な支払いを、銀行口座の口座振替を使い自動的に引き落とされるようにしていたり、振込書を毎月送ってもらったりしている人も多いかと思います。

しかしながら、これには問題があります。

結局、支払い元になる口座は1人に紐づいているということです。
自動振替機能を使うにしても、どちらかの口座を指定しないといけません。

こうした時に、共同財布から毎月、自動的に払えるようになると便利です
共同財布から「どこどこの口座に毎月いくら支払うようにする」を設定すれば、自動支払いが始まるようにするのです

共同でお金を入れて、共同でお金を出す仕組み。それが共同財布なのです。

 

サブスクリションサービスのシェアができるようになる

現在、さまざまなサブスクリプションサービスが生まれています。
iTunes Music、Netflix、最近では「ミラノス食堂」のような、飲食の定額制サービスも始まってきています。

こうしたサービスは基本的には、1人で使われることが多いですが、実は世帯単位でも使えるサービスでもあります。
新聞を考えてみるとわかりやすいでしょう。結婚前は各人が新聞を毎月取っていたとしても、結婚と同時に世帯単位で契約するようになります。

共同生活を始めるというのは、世帯単位で契約できるようになるということも意味しています。

例えば「POTLUCK」という月額制のレストランの食事の取置きサービスがありますが、24,000円/月のプランに入れば昼と夜に食べ放題になるプランが提供されています。現在は、1人単位でしか申し込めません。

これを5人のシェアハウスで使った場合、合計で「24,000円 × 5人 = 120,000」の支出があるわけですが、仮に1つのアカウントを使い回せれば、「24,000円 × 1人」で「24,000円」で済むわけです。

さすがに、1人分の料金で5人分をカバーできるとなると、サービス提供者側も運営が厳しくなってくるので、実現するのは難しいかもしれませんが、事業者側としても、1つのマーケティングでユーザーを5人獲得できたということを考えると、マーケティングコストを下げられたということも意味しています。
そう考えると、4人分の料金で5人まで利用できるなどのプランも提供するのも考えらえるかもしれません。現に、携帯電話の料金プランには家族プランといったものが提供されており、通常の料金よりも、割引された金額で携帯電話を利用できるようになっていたりします。
実際に計算してみると、

「24,000円 × 4人 = 96,000円」

「96,000円 ÷ 5人 = 17,200円」

「24,000円 - 17,200円 = 6,800円」

で、1人あたり、6,800円お得になります。

一般的に、売値は、「原価 + マーケティング費用 + マージン」で構成されていると考えると、マーケティング費用を下げていくことができれば、販売価格が下がるので買い手としては嬉しいわけです。また、売り手にとっても、マーケティング費用を抑え、販売個数を増えしていけるので、全体として売上を伸ばすこともできます。

共同財布があれば、買い手は割引価格でサービスを利用できるようになり、売り手は売上を増やすことができます。
共同財布は、サブスクリプションサービスのシェアも可能にする側面を持っているのです

 

新しい金融サービスが提供されていく

これまでの金融サービスは、基本的に「個人」か「法人」を対象にしてきておりました。
銀行には、リテール部門、法人部門があり、それぞれ個人と法人を対象にしております。

しかしながら、お金管理の需要は、これまで見てきたように、世帯やコミュニティの単位でも存在します。同棲生活、家族、シェアハウスなどです。

共同財布というのは、ある意味、「個人」でも「法人」でもない、「グループ」に対する銀行口座のようなものだとみることができます。複数人で、お金を貯めて、任意のタイミングでメンバーが引き出せるのです。

これは、とても大きなことを言っているのかもしれません。なぜなら、金融業界に新しい顧客セクターを作ることになるからです。「個人」「法人」に続いて、「グループ」という市場ができるのです。

口座があれば、そこに融資をすることもできます。保険も提供することができます。自動振替も実施できるようになりますし、送金もできるようになります。
そのため、今後、グループで仕事を受け、共同の経費や保険の出費管理、各人への振込もオンラインで完結していくことができるようになります。また、お金を借りる際も、誰かが契約主体になるのではなく、グループ(共同財布)自体が契約主体になるような金融サービスも始まっていくかもしれません。

 

まとめ

既存の金融サービスは、個人を前提に考えられてきました。
また、お金管理も個人が担当するものとして考えられてきたようにも思います。

世帯の収入は1人によるもの、家計管理は奥さんがやるもの、そういった固定概念があったのではないでしょうか?

しかしながら、今は状況が違います
世帯における収入先はいくつかあり、お金も各人で管理するというのが若い世代ではスタンダードになってきました。

そうした時、個人の財布は個人のもの、共同の財布は共同の財布と財布を分けて管理した方が圧倒的にお金管理はラクになります
また、1人ではなく複数人で財布を利用することにより、団体割引なども受けられるようになる可能性もあります

今の時代にあった、新しい生活のための、新しいお金管理の仕組み。
それが共同財布にはあるのです。

 

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  • この記事を書いた人

ニコちゃん

コミュニティウォレット「Gojo(https://lp.gojo.life/)」を通じて、色々なコミュニティのお金管理を支援してきたニコ。 そんな中で、コミュニティウォレットが、実はキャッシュレスよりも進んだラクなお金管理の手段だということが分かってきたニコ。 みんなにそのことを伝えていきたいと思っているニコ。

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